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04年度の温室効果ガス総排出量、7.4%に修正

 環境省は18日、国連気候変動枠組み条約事務局へ提出する温室効果ガス排出量の算定方法を一部改定し、国内の総排出量を修正した。工業プロセスや運輸など分野ごとの算定方法を見直し、未整備だった項目を改善した。これにより、京都議定書の基準年となる90年度の温室効果ガス総排出量は12億6160万トン、04年度総排出量は13億5520万トンと試算された。基準年と比べた04年度の増減率はこれまでの算定方法では8.0%増としていたが、7.4%増に修正された。【電気新聞 2006-07-19】