コスト削減 | 我電引水 | 水象舎

コスト削減は“小事が大事”
 俗に「塵も積もれば山となる」と言います。「ムダも積もれば赤字となる」と言い換えることもできそうです。

 まずは、“ムダに気づく”ことが重要です。特に“見えないコスト”を明らかにすることが求められます。電気・ガス・水道の場合、殆どの方々が「公共料金だから下がるはずはない」と思い込んでしまってます。

 また、「調べてみなければハッキリしたことはいえませんが、月間使用料金が5万円前後でしらた、5000円ぐらいは下がる可能性があります」と話すと、「その程度なら、別にいいよ」という社長も多いのが現状です。

 しかし、月間の電気料金が5000円下がるということは、1年間だと6万円のコスト削減になり、10年間だと60万円の経費節減になるわけです。

 電気料金が下がることはもちろんですが、それ以上に大きいのは、コスト意識が芽生えることです。ムダに対して敏感に働くアンテナを持つことによってシェイプアップされ、スピードがアップします。

 反対に、小事を見落とす企業は、コストの肥大化によって身動きがとれなくなることでしょう。人間も太り過ぎれば、糖尿病になったり、心臓疾患を起こしやすくなるのと一緒です。

2006-08-06