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ESCO事業:成功報酬
 先日、ご契約をいただいたお客様の話です。月間のガス料金が100万円を上回る工場でした。これほどの使用量になると、東京ガスもしっかりと営業をしているようで、数年に一度は契約を見直しているとのことでした。

 電気の使用量は少なく、月間10数万円。それでも、6%ほど削減することができました。この場合、平均月間削減分×50%×12(1年分)=成功報酬となりました。つまり半年後には、削減分が利益となる計算です。

 少し考え込んだお客様から、「これは毎年、お支払いするんですか?」と尋ねられました。私は思わず笑ってしまいました。「一回っきりです。そんな悪徳業者ではありませんよ」と。

 要は、あまりにも上手い話なので、かえって疑いを抱いてしまうということなのです(笑)。

 時折、少々儲かっている会社などで、「内はコスト削減に興味はない」という社長がおりますが、コスト意識の低い企業、コスト・マネジメントのできない店は、長い目で見れば必ず転落してゆきます。

 なぜなら、コスト削減によって、顧客によりよきサービスを提供する機会があるにも関わらず、それを見過ごしているからです。その上、ムダなCO2を排出する結果となるのですから、問題の根が深くなります。

 社長がこういう姿勢であれば、社員にコスト意識が芽生えるはずもありません。会社全体で大いなるムダを生み出すことが明らかです。

 経営者の真剣な態度が、企業努力へつながり、社会貢献に結びつくと私どもは考えております。

下がり過ぎ

2006-08-05