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電力自由化の流れ

 日本の電気料金は世界で最も高額です。日本を100とした比較が以下の表です。

 
日本
アメリカ
イギリス
ドイツ
フランス
家庭用
100
82
68
72
68
産業用
100
74
77
70
58
為替レート
(1999年平均)
 
113.9円
/ドル
184.3円
/ポンド
62.1円
/マルク
18.5円
/フラン

 産業の基幹となる電気料金がこれほど高いとあっては、国際競争に勝てるはずがありません。族議員によって手厚く保護されてきた電力業界にも、いよいよ自由化の波が押し寄せました。

 1996年に卸電力事業(IPP)が解禁され、2000年3月に、10電力会社によって独占されていた電力市場での小売りが一部自由化となりました。ただし、対象は受電電圧2万ボルト以上、契約電力2000kW以上の大口需要家に限られてます。

 2005年4月以降、高圧500kW以上の需要家までが対象となり、2008〜2009年を目途に全面自由化を目指しております。

 こうなると、電力戦国時代の到来です。電力の先物取引が登場するかも知れません。個人であっても電力会社を選ぶ時代となるでしょう。インターネット接続業者のように、お客様が金額や付加サービスからメリットを判断する時代が、直ぐそこまで来ております。

2004-07-01


 沖縄新聞(2002年4月18日付)の社説で、自由化の波が押し寄せると、「取り残される地域が出てくるのではないか?」と警鐘を鳴らしております。これは、見逃すことのできない問題です。

2004-07-25

電力自由化の行方